オーロラ
冬の楽しみ、オーロラ。
オーロラは太陽から磁気を帯びた風が地球にやってきたときに大気圏との摩擦で光っているものの集まりで、北極点・南極点を真ん中に天使の輪っかのようなオーロラベルトと言われているところでオーロラが見えると言われています。輪っかは楕円形のような形で、太陽からの磁気風が多いとベルトが太くなり見える場所が増えたり強く光ったりします。日本でオーロラというとアラスカやカナダ、フィンランドなどが有名ですがアイスランドでも見ることができます。
他のオーロラが見える場所に比べて便利なのは、首都レイキャヴィークでも見えること。何にもない暗い場所でひたすら待たなくてもいいというのが気に入っています。もちろん、レイキャヴィークは首都で「都会」ですので街の光が多く、いつもはっきり見えるわけではありませんので、オーロラを目的としてアイスランドに来る場合は暗い場所を選んで泊まった方がいいのですが、例えばご飯を食べてレストランから外に出たらオーロラが出ていた、なんていうことが可能なのはレイキャヴィークだけではないでしょうか。
先日はレイキャヴィークでも大きなオーロラがでていて、慣れているはずのアイスランド人もベランダから写真を撮る人が多かったようです。私も一眼レフカメラと三脚でオーロラを撮ったことはありますが、スマートフォンのカメラで撮れるほどでしたので驚きました。写真はそれより少し前の日にレイキャヴィークで出ていたオーロラ。オーロラの写真としてはきれいとは言えないのですが、「スマートフォンのカメラ」で「月と一緒」に「街灯まで一緒」という状態でも撮れたという、ちょっと驚きの写真です。さすがにオーロラはうすらぼんやりとしか写っていませんが、右側から「街灯」「月」と光源が写り、その左側に縦に緑の線が入っているのがオーロラです。
毎日オーロラツアーのバスが何台もでているようです。
必ず見られるというものではありませんが、だからこそ魅力的なのかもしれません。