アイスランドについてのブログ

みたこと、きいたこと、たべたもの

イカすカップル

この間バスに乗っていたらなかなかクールなカップルがバス停で待っているのを見かけました。

そのカップルの男の子は足が悪いようで車いすだったのですが、女の子が車いすに座る男の子の膝の上に座って二人で一つのイヤフォンを片方ずつ聞いていてこれがまた楽しそう。そして男の子の方がぷかぷかとたばこを吸い(アイスランドでは屋外ではたばこを吸っても問題ないです。人がいるところではやめたほうがいいのでは・・・と思ってもアイスランドの人がぷかぷか吸っていると放っておくことしかしないのですが)、女の子はリンゴにかじりついてる。二人ともスキニーな黒いジーンズとコンバースのスニーカーを履いていてお似合いでした。

 

それだけです。

オーロラ

冬の楽しみ、オーロラ。

オーロラは太陽から磁気を帯びた風が地球にやってきたときに大気圏との摩擦で光っているものの集まりで、北極点・南極点を真ん中に天使の輪っかのようなオーロラベルトと言われているところでオーロラが見えると言われています。輪っかは楕円形のような形で、太陽からの磁気風が多いとベルトが太くなり見える場所が増えたり強く光ったりします。日本でオーロラというとアラスカやカナダ、フィンランドなどが有名ですがアイスランドでも見ることができます。

 

他のオーロラが見える場所に比べて便利なのは、首都レイキャヴィークでも見えること。何にもない暗い場所でひたすら待たなくてもいいというのが気に入っています。もちろん、レイキャヴィークは首都で「都会」ですので街の光が多く、いつもはっきり見えるわけではありませんので、オーロラを目的としてアイスランドに来る場合は暗い場所を選んで泊まった方がいいのですが、例えばご飯を食べてレストランから外に出たらオーロラが出ていた、なんていうことが可能なのはレイキャヴィークだけではないでしょうか。

 

先日はレイキャヴィークでも大きなオーロラがでていて、慣れているはずのアイスランド人もベランダから写真を撮る人が多かったようです。私も一眼レフカメラと三脚でオーロラを撮ったことはありますが、スマートフォンのカメラで撮れるほどでしたので驚きました。写真はそれより少し前の日にレイキャヴィークで出ていたオーロラ。オーロラの写真としてはきれいとは言えないのですが、「スマートフォンのカメラ」で「月と一緒」に「街灯まで一緒」という状態でも撮れたという、ちょっと驚きの写真です。さすがにオーロラはうすらぼんやりとしか写っていませんが、右側から「街灯」「月」と光源が写り、その左側に縦に緑の線が入っているのがオーロラです。

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毎日オーロラツアーのバスが何台もでているようです。

必ず見られるというものではありませんが、だからこそ魅力的なのかもしれません。

山小屋の飲み会

アイスランドでは仕事の後にビールでも一杯というのはあまりありません。

お店で飲むと高いこと(500mlの一杯で800円くらいします)、車で通勤している人が多いこと(電車はないです)、職場の近所に気軽なバーがあまりないこと、そもそも居酒屋スタイルのお店がないのでレストランでご飯メインになるかバーでつまみもなく飲むようになりがちなこと、そして勤務が早く終わる人が多いからじゃないかと思っているのですが、とにかく帰り道にちょっと一杯というのはほぼないようです。カフェのようなバーでちょっとつまみながら飲めるお店はありますが、日本の仕事帰りの一杯とはちょっと趣きが違うようです。

 

昔ガイドブックでアイスランドの人々の飲み方について書かれたコラムがあって、そこには「週末、まず各自ご飯を自宅で食べてから自分の飲む分を持って友達の家に集まりそこでがんがん飲む。そして深夜になって出来上がってきたころ、仕上げの一杯をきめるためにバーに繰り出す」とありましたが、ヤングの間では概ねそんなところが一般的なようです。バーには老若男女がいますが、ちょっと大人になってくると、職場のパーティーや何だかんだで地方のホテルに泊まりつつこれでもかと大騒ぎして飲むことも多々あります。以前地方のホテルのアイスランド人マネージャーが「アイスランド人の泊まりがけの飲み会の後にはぺんぺん草も生えない、なぜ飲んでいるだけなのにドアが外れたりするんだ」とこぼしていましたが、とにかく飲みます。きらいじゃないです。

 

色々なアイスランド的飲み会がある中、先日の山小屋で典型的な山小屋飲み会が開かれました。

まずは大きなラム肉の足をバーベキューしたご飯を皆でモリモリ食べる。

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次は飲む!飲みながら歌う!山小屋にはソングブックもあったので使う!皆で大きな声で歌う!歌う!

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寝る人が出始めるので場所を移して飲む!バーテンダーごっこで飲む!「あちらのレディーに」なんて言ってウォッカのショットを頼みながら飲む!(自分で持ってきたものだけど)

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歌うのがポイントのような気がします。

山小屋での飲み会で歌がなかったことない気がするのです。

歌えないとちょっと寂しいので練習しなくては!

 

山小屋にいってきた

アイスランドをぐるりとまわる道、1号線。この1号線から内側にぐっと入ると、人の住まない内陸部です。そしてアイスランドを縦断するように走る2本の道キョールルとスプレンギサンドゥルが内陸部を突っ切ります。この内陸部、人が住んでいないだけあって、自然がそのままあるという場所で観光地としても非常に人気の高いところです。ただ道も悪く冬になると雪で観光もできないため、夏の限られた時期にしか行けないという制限があります。夏の真っ盛りには長距離バスも走り、バックパックを背負った旅行者がこのキョールルとスプレンギサンドゥルを進み、途中の山小屋に泊まりながら散策していますが、8月も終わりになってくると道路交通省が道の閉鎖時期を決めお達しをだします。毎年の気候によりその日付は変わりますが、概ね8月後半です。お達しがでると、長距離バスも運行をやめ、山小屋も片付けをして夏まで閉鎖となります。内陸部の自然を楽しむのは次の夏までお預け、という訳です。

 

がしかし。道と山小屋それ自体は冬の間も存在しています。走行が危険であるから閉鎖となるのであって、その走行を危険でなくするような「GPS・無線付きスーパージープ」「熟練ドライバー」「山小屋の鍵を持っている人(またはその知り合い)」がそろえば話は別です。いくらスーパージープと熟練ドライバーがいても、万が一スタックしてしまうこともあるので、この二つは複数必要です。そして今回、それがそろうというウワサを聞いたラッキーな私はとにもかくにも参加したいと元気よく手を挙げ、晴れて参加となりました。

 

今回はアイスランドの内陸を縦断する2本の道のうち、西側にあるキョールルを行き、クヴェーラヴェトリルという場所にある山小屋にいくことになりました。火山活動が活発なところで、天然の温泉もあるところです。おのおの自分の食べるものを用意し、しっかり寒さ対策をして待ち合わせ場所へ。おお、アンテナがびょんびょんとでている大きなスーパージープと手練のドライバー達がワハハガハハと楽しそうに騒いでいます。参加者がそろうと、じゃあ行くぞーと出発。1号線からキョールルに入ると、手練たちは無線ラジオで冗談を言い合いワハハガハハと楽しそう。途中でタイヤの空気圧を調整したり、雪にはまった仲間を助け合いながら夜の内陸部を進んでいきます。

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ちょっと出てみるとものすごい風。地吹雪の雪が顔にあたり顔をあげるのが難しい。そりゃ冬は閉鎖となるな、と納得しました。そんな風もものともせず、ワハハガハハ達ははまった車を引っぱりだすのも楽しそう。キャイキャイいいながらロープをつなげていました。

 

レイキャヴィークを出発して9時間後、クヴェーラヴェトリルの山小屋に到着。ワハハガハハの男性陣は今度はスコップを持ってウェーーイ!と外に飛び出していき、雪がドアを閉ざしてしまったメインの建物を掘り出しに。女性陣は宿泊する建物に入り、ざっと片付け。懐中電灯で照らしながら作業しているとフッと明かりがつきました。ワハハガハハ達がメインの建物に無事入り、電源の元を入れたのでしょう。はやすぎる。。。

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アイスランドの山小屋に行くたびに感動するのが暖房。アイスランドではほとんどの建物に温泉を使った暖房が入っており、冬期閉鎖される山小屋にもそのまま入っていたりします。この小屋も同じで、入ったときにすでに暖かでした。

 

明るい光でみるクヴェーラヴェトリル。うむ、雪だらけ。氷河みたい。

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犬も大よろこび。

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このクヴェーラヴェトリルの小屋には天然の温泉があり、水着を着て入浴も。なかなか熱めのお湯。日本の温泉くらいかな。

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おお、これがワハハガハハ達が掘り出したメインの建物か。ドアのところが階段状に細工されている。

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内側からみたところ。

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雪の中をちょっとドライブに行ってみると同じクヴェーラヴェトリルの山小屋を目指すスノーモービル2人組に。スノーモービルでの移動、大変そうだけど面白いだろうな。

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小屋ではコーヒーを飲みながらおしゃべりをしたり、昼寝をしたり、本を読んだり。私は新田次郎の「冬山の掟」という本を。スキーや冬山登山で遭難する話の短編集で、雰囲気と合って大変楽しめました。

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この後、典型的なアイスランドの山小屋飲み会が開かれ、それはそれはにぎやかでした。この様子は改めて書くことにします。

 

帰り道、下水の大元のパイプを閉めるために雪の中に飛び出したワハハガハハ達。下水ということで大きなトイレに見立てて記念撮影。ワハハガハハ、ヤンヤヤンヤと楽しそうです。

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帰りは7時間でレイキャヴィークに着きました。冬の特別なお楽しみ、アイスランドの内陸部。チャンスがあればまた元気よく手を挙げて参加したいです。

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氷河にいってきた

アイスランドで一番大きな氷河はヴァトナヨークトル氷河。二番目に大きな氷河であるラングヨークトル氷河に行ってきました。ラングヨークトルは「長い氷河」という意味です。

氷河。私は遠くにみるのが好きで、実際に氷河の上に行ってしまうと雪原というかスキー場のような感じがしてしまうのですが、そんなことをごちゃごちゃと言ってもやはり氷河のあの音もしない世界、見渡す限りの白い世界、朝も夜も関係なくここに氷河があるんだな、そこにひょいっと今私が立っているんだなと思うと感動します。

 

こんな荒れ地を進んでいくと

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氷河にだんだん入っていきます。「ここから氷河!」というのはないので、だんだんと混ざり合ったところに乗っていく感じ。

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天気がよくて雪が青白く照らされて本当にきれい。今回はスノーモービルに乗りました。

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一台を二人で乗ります。途中でドライバー交代。私はソロで参加していたので一人で一台に座っていた知らないひげもじゃらのアイスランド人のお兄さんの後ろに。

 

スノーモービルが終わったら天然の冷蔵庫が。今回は通常販売のツアーと違うのでこんなへろへろな感じです。

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氷河、君は美しい。乾杯!

 

 

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先日食べたくじらについて

先日食べた白いくじらについて。

写真をみた友人によると、Súrhvalur(スールクヴァルル)というものだそう。

関西でコロとよばれるものだそうです。

Wikipediaで調べてみると

 

ハクジラに属するマッコウクジラは、日本では鯨油目的で捕鯨が行われた地域の食材として使われたことはあるものの、きわめて強いクセを持っていることから、基本的には食用には適さないとされる(世界的にもインドネシアの一部などを除き、ほとんど食用とはされない)。もっとも、日本では鯨皮から鯨油を絞った残りかすの「コロ」については食用の習慣がある。

とのこと。

関西ではおでんの中にもいれたりするそうで、乳酸に漬けられていないこの鯨肉がどんな感じになるのか興味がわいてきました。

 

 

 

 



くじらを食べた

くじらの肉というと赤い肉を想像しますが、アイスランドの家庭の冷蔵庫からでてきたのは白い肉でした。

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脂かと思ってきくと「いや脂ではなく肉である」とのこと。ネットで調べてみたらくじらのお腹のところの皮のようですが、これがそれなのかちょっと判断がつきません。

 

みなさん、ぽいぽいっとそのまま口に放り込んでいるので私もまねしたのですが、ウッ、これは・・・!?酸っぱいです。歯ごたえはすっきりした脂身というか固いハンペンというかジューシーじゃない洋梨というか、とにかくさっくりと歯で切れながら独特の弾力があるような感じです。酸っぱいのは乳酸でつけているからだそう。

 

写真に写っているナイフの取っ手の方と刃先の方で肉のテクスチャーが違うのがわかりますか?好みの分かれるところだそうですが、そのアイスランド人は取っ手側のちょっとふわふわした感じのところの方が好きだそうです。噛んだ感じではこちらの方がちょっとねちゃっとした印象。私はというと、乳酸からくる酸味でウッとなってしまい、二種類の食感を楽しむところにはいけませんでした。古今東西どこにでもある光景ですが、私がウッとなると周りのアイスランド人が笑う。まあ、私も日本で塩辛をアイスランド人に食べさせたりしているのでおあいこでしょう。気の利いたことを言わなくてはという思いにかられ、「目隠しして、事前に何も聞かなければチーズだと思うかもしれない」と精一杯ほめてみたのですが、くじらをポイッと口に放り込みながら「でしょ!私もそう思う。味わいが深い。でもチーズとくじらならチーズが好き(一同爆笑)」となり、あっさりもっていかれたのでありました。

食べているもの

アイスランドを旅行した感想として「ご飯が思ったよりおいしい」という方が多いそうです。アイスランドの食事のイメージ、あまりつかないと思いますが本当においしいです。きっと、肉のかたまりをどてっと焼いただけとかそういう想像をすると思いますが、「意外にも」盛りつけも洗練しているし、旅行の楽しみの一つに十分なります。

 

ホテルやレストランででる「ハレ」の食事とは違う、毎日食べているものについて書いてみたいと思います。私は比較的時間があるにもかかわらず面倒くさがりなので、一人でいるときは前日までの残り物やパンにバター塗ってハムをのせて終わりですが外で簡単に済ませるならこれ、ホットドッグ。アイスランドのホットドッグはアイスランドの人にとって切っても切り離せないもので、本当にみんな大好きです。

ソーセージのほか、生たまねぎと揚げたまねぎが入り、ホットドッグソースとレモラジというソースがかけられます。大体360クローナ前後(約350円)。町のいたるところにホットドッグスタンドがあり、レイキャヴィークを離れてもどこででも買うことができます。私は密かに日本人にとってのラーメンの位置にあるのではないかと思っておりまして、長距離ドライブの間のパーキングでホットドッグ、たくさん飲んだ後の〆にホットドッグ。ラーメンほどのバラエティはないし、ボリュームのあるものではないけど、小腹がすいたときにも、ご飯作るのが面倒くさいときにも重宝します。

どんなものかというと...

 

ででーーん

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こんな感じです。おいしそう。今すぐ食べたいです。

 

この間友達に連れて行ってもらったバーでは「鶏の唐揚げ」「スパイシー枝豆」「フライドポテト」。まるで居酒屋みたいじゃないですか。いいねいいね。ゆったり飲みながらちょこちょこつまめる店が増えるといいのだけど。

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やる気がみなぎっていたときに、お昼ご飯に作ったホットサンド。

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アイスランド国内で作られたトマトが美味。温室栽培で作られています。

 

友達と作った魚グラタン。

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ぷりぷりの鱈を茹でてジャガイモとホワイトソースとチーズを乗っけてオーブンにGO! 本当はプロックフィスクルというアイスランドの鱈の料理を作ろうと思っていたのになんだか途中でこうなりました。美味美味。

 

友達のうちでご馳走になったうどん!この前にも大変美味な料理があり、うどんは〆で。つゆも手作りで大変美味でした。

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そして最後にこちら。

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なんか、鱈。どこかの観光地でまかないのお相伴にあずかったとき。味がぼやっとしてる... けどフィンランドに詳しい友達は「それも含めて北欧的」と言っていました。うむ、確かにぼやっとした味に遭遇することはたまにあるかも... 私は割となんでもおいしく食べられるのでこれもこれで愉快に食べました。マンゴーが入った寿司とかパイナップルの入った酢豚とかベリーソースをかけた肉料理とかも大好きです。

 

映画「LIFE!」

ベンスティラー主演の映画「LIFE!」(原題 The Secret Life Of Walter Mitty)の一部がアイスランドで撮影されたというので映画を観てきました。映画そのものもとても面白いですし、映画内にでてくるアイスランドのいろいろな場所を見つけて「知ってる場所だ!」「え、ここをこう使っちゃうの〜?」とツウのように観るのもまた楽し。日本公開は2014年3月とのことですが、そのうちきっとロケ地についてのネタバレ表がでてくることでしょう。

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映画はさておき、映画館の話。アイスランドの映画館の中にある豪華シート、Lúxusシートというのがすごい。

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この椅子、ボタンを押すと背もたれが倒れ足を置く台ものびてまるで寝っころがっているような感じ。ポップコーンと飲み物をもって横になればもう自宅のよう。これはいい!座席指定はないのでいい席をとるには早めにいくのが肝心。

アイスランドの映画館は途中で唐突に映画が中断され、トイレ休憩があります。ストーリーに関連なくいきなりパッと休憩になり、適当に休憩した後、またいきなり始まります。ちょっと驚きますがご愛嬌です。映画中もお菓子を食べたり飲み物のんだりワハハと笑ったり、日本の映画館というよりは友達の家で皆で映画を観ている感じ。ところ変われば映画館も変わりますね、おもしろいです。

 

 

Lúxus
Lúxus
Lúxus

ゴールデンサークル

アイスランドの観光といえばこれ、ゴールデンサークル。

冬のゴールデンサークルに久しぶりに行ってみました。

ここ最近のアイスランドは氷点下にいくこともなく暖かな日々ですが、その前に降った雪が残りスケートリンクのようになっているところも少なくないので要注意。

 

アイスランドエクスカーションズの日帰りツアー

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地熱発電所ヘトリスヘイジ、スカウホルトの教会をみていると段々薄明るくなってきました。

黄金の滝、グトルフォス。冬の間は道が凍結して危ないので近くには行けません。

が、ご機嫌な黒犬がしっぽをふりふりかなり近くまで見学に行っていました。足が4本もあるとグリップが違うぜ!

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続いて間欠泉ゲイシール。吹き上げているのは二代目ストロックル君。

間欠泉もさることながら、皆がカメラ片手にじーっと待っているのをそっと見るのも面白い。こころなしか皆静かになっています。

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ゲイシールのビジターセンターにある椅子もかっこいい。

廃材を利用して作った椅子だそうですよ。

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そして世界文化遺産、シングヴェトリル国立公園。地球の割れ目ギャウがあるところで、今回はユーラシアプレート側から割れ目を歩いていきました。

あいにくの曇天ですが、うっすらつもった雪とあいまってナイスなカラーリング。からっと晴れた青い空もいいですが、グレーのグラデーションのなかで見るのも雰囲気があって好きです。

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ゴールデンサークルの写真はたくさんインターネットにあるので今回はちょっとずれた写真を載せてみました。ゴールデンサークルにはおそらく20回くらい行っていますが、これほど風がなく穏やかに見ることができたのは初めてかもしれません。時折晴れ間もみえ、ずっとキャンセルが続いていたオーロラツアーもこの日は催行されることに。この知らせでバスはイヤッホーと沸き立ちましたが、帰りの道では一瞬真冬に。まったく油断ならないぜ!(約30分後、レイキャヴィークに着く頃にはまた晴れ間。さすが。)

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